DAシンポジウム2000

論文募集

− システムLSI設計技術とDA −

 システムLSI設計技術は,情報家電,携帯機器,コンピュータ,ネットワークシステムなど現在および将来の電子装置の進歩を支える重要技術の一つです.その中核を支える設計自動化(DA)技術は,論理DA,レイアウトDA,テストDAといった各分野において飛躍的な進歩を遂げてきました.近年,集積回路微細化技術の進展によりシステムLSIが実現可能となり,従来のDA分野にソフトウェア,ハードウェア協調設計や組み込みシステム設計方法論などが加わり、システムLSI設計技術とよばれる新たな分野を形成しております.また,実際の設計に適用しての性能評価などにも関心が高まりつつあります.設計言語,設計資産(IP)などの国際的な標準化活動も活発化しております.
 本シンポジウムではこうしたシステムLSIの設計技術およびDA技術の進展に役立つため,最新の技術発表と技術動向情報の交換を目的として発表と討論の場を提供するものです.本シンポジウムに関する最新の情報は,システムLSI設計技術研究会ホームページでご覧になれます.
 

日  程  2000年7月17日(月)〜19日(水)
会  場
  遠鉄ホテル エンパイア(浜松市舘山寺町1891)
主  催  情報処理学会 システムLSI設計技術研究会

論文募集要項

 トピックス(予定)

 システム・ソフトウェア設計技術

設計方法論{モデリング,仕様決定,方式設計等}
組み込みシステム設計 {システム検証/性能評価,リアルタイムOS,ソフトウェア開発環境等}
ハードウェア/ソフトウェア協調設計 {ハード/ソフト分割,協調検証等}

 ハードウェア設計技術

ディープサブミクロン関連技術 {遅延最適化,シグナルインテグリティ等}
論理/回路設計 {ハイレベル/論理合成・最適化,低消費電力設計,高動作周波数設計等}
レイアウト/実装設計 {フロアプラン,配置配線,PCB,パッケージ,MCM等}
設計検証 {シミュレーション,エミュレーション,形式検証,レイアウト検証等}
テスト設計 {テストパタン生成,故障診断,テスト容易化設計等}
設計品質 {信頼性,保守性等}

 設計事例

LSI/機器設計{マルチメディアLSI/機器,プロセッサ,IP,FPGA,大学での事例等}
設計コスト・生産性・教育 {設計フロー,IP/設計資産の再利用,ライブラリ,設計教育等}

 発表形式

  1. 一般講演の他に,対話型の発表形式としてポスターセッションを予定しています.ポスターセッションでは希望に応じてノートPC等の持ちこみによるデモンストレーションを受け付ける予定です.
  2. 一般講演,ポスターセッションともに,発表分野を限定しません.一般講演での設計事例発表,ポスターセッションでの設計技術の発表も歓迎します.

 応募方法

  1. アブストラクト(A4版用紙1枚程度,投稿論文の分野も記入)に通常の研究発表申込書を添えて,申込先へ送付してください.
  2. E-mailでの申込みも受付けます.同様の内容をプレーンテキスト形式で,sig@ipsj.or.jpにお送りください.区別のため必ずSubjectフィールドに半角(US-ASCII)文字で[DA-Sympo]をつけてくださ
  3. ポスターセッションをご希望の場合は申込書に「ポスターセッション希望」と明記して下さい.ただし,一般講演とポスターセッションの選択はご希望に添えないことがありますことをご了承願います.
  4. 採録された場合,一般講演,ポスターセッションともに本論文は研究会発表形式で6頁とします.

 スケジュール 

論文(アブストラクト)応募締切 2000年3月9日(木) 必着
採否通知 2000年4月10日(月)
カメラレディ最終論文提出締切 2000年5月26日(金)

 

参 加 費

正会員:    37,000円
研究会登録会員:32,000円
学生:     24,000円
非会員:    42,000円  

   (いずれも論文集代,宿泊費を含む.消費税込)

申込/照会先  

  〒108-0023
  東京都港区芝
浦3-16-20 芝浦前川ビル7F
  (社)情報処理学会 シンポジウム係
  E-mail:sig@ipsj.or.jp   Tel (03)5484-3535  Fax (03)5484-3534