システムLSI設計技術は,情報家電,携帯機器,コンピュータ,ネッ トワークシステムなど現在および将来の電子装置の進歩を支える重要技 術の一つです.本シンポジウムではシステムLSIの設計技術およびDA技術 の進展に役立てるため,最新の技術発表と技術動向情報の交換を目的と して発表と討論の場を提供するものであり,下記要領で開催いたします.
STARCで進めている標準化, UMLを用いたシステムのモデリン グなどに関する 招待講演や特別セッション を企画しています. また, SWEST4 (組込みシステム技術に関するサマーワークショップ) と同時開催(7月23日〜24日) し, 招待講演を共同で開催 する他, 同時開催中のほとんどのセッションは相互聴講ができるように し, システムLSI設計技術についてより広い討論を可能にします.
参加ご希望のかたは,
6月14日(金)6月24日(月) までに必要事項を 行事申込書 に明記の上お申込みください.本シンポジウムに関する最新の情報は, システムLSI設計技術研究会のホームページ でご覧になれます.
日 時 2002年7月 22日(月) 13:00〜18:00 (受付11:45開始.懇親会19:00〜) 23日(火) 9:00〜18:00 (SWEST4との合同懇親会18:30〜、イブニング談話会20:30〜) 24日(水) 9:00〜12:15 会 場 遠鉄ホテル エンパイア (浜松市舘山寺町1891)
※参加申込みの方には,詳細を後日送付.主 催 情報処理学会 システムLSI設計技術研究会 参加費 正会員:
研究会登録会員:
学生:
非会員:
論文集のみ:39,000円
34,000円( ※ )
26,000円
44,000円(いずれも論文集代,宿泊費を含む.消費税込)
5,000円(送料込)
但し,宿泊しない場合は,10,000円/泊を減じた額とします. ( * )
* DAシンポジウムには,原則三日間通しての参加をしていただくこと
になっておりますが,どうしても部分参加となる場合,上記の減額
があります.その場合,申し込み時に通信欄に詳しくお書き下さい.
* 情報処理学会が発行するDAシンポジウムの領収書の額は,上記参加費
の通りとなります.宿泊費,参加費個々の領収書を作成することは
できません.ただし,sldm研究会にて費用の内訳書を添付することは
可能です.内訳書が必要な場合は,申し込み時に通信欄にお書き下さい.
※ システムLSI設計技術研究会への登録は こちら から行えます。
「情報処理学会会員について」
平成14年度登録費: 4,830円申込方法 学会ホームページの 行事申込書 にてお申込みください.
※参加申込後,やむを得ず参加を取り消される場合は,6月26日(水)
までにお願いします.
取り消しの連絡のない場合は,準備の都合上,参加費を徴収致します.申込締切 2002年6月14日(金)(締切日を延伸 しました)
2002年6月24日(月)申込/照会先 (社) 情報処理学会 研究会
〒108-0023 東京都港区芝浦3-16-20 芝浦前川ビル7F
Tel: 03-5484-3535 Fax: 03-5484-3534
e-mail: sig@ipsj.or.jpプログラム
◆特別企画
◇招待講演 (7月22日(月) 13:10〜14:30 セッションA-1)
「STARCで進めているプロセス標準化・ライブラリ標準化」
中村 忠彦(STARC)
◇DAS/SWEST招待講演 (7月23日(火) 13:15〜14:35 セッションA-7)
「移動体電話の開発」
菰田 元喜(NECネットワークス)
◇DAS/SWEST招待講演 (7月23日(火) 14:50〜16:10 セッションA-8)
「UMLを用いたシステムのモデリング手法」
浅利 康二(CATS社)
7月22日(月)
*セッションA: 会場B,セッションB: 会場C○[13:00〜13:10]開会の挨拶
●[13:10〜14:30]セッションA-1: 招待講演
座長: 寺井 秀一 (立命館大学)
A1-1 STARCで進めているプロセス標準化・ライブラリ標準化
中村 忠彦(STARC)
●[14:50〜16:30]セッションA-2: 論理・レイアウト統合
座長: 越智 裕之(広島市立大学)
A2-1 Performance Driven Layoutシステムの概要
田代 尚美, 今野 正(富士通)
A2-2 Performance Driven Layoutにおける合成システム
田宮 豊, 富田 憲範(富士通研究所), 中江 達哉(富士通)
A2-3 PDL(Performance Driven Layout)における配置システム
金沢 裕治, 澁谷 利行(富士通研究所)
A2-4 Performance Driven Layoutにおける配線システム
新田 泉, 松岡 英俊, 澁谷 利行(富士通研究所)
●[14:50〜16:30]セッションB-2: システム設計技術
座長: 武内 良典(大阪大学)
B2-1 MPEG-4エンコーダのシステムレベル設計
荒本 雅夫, 湯山 洋一, 小林 和淑, 小野寺 秀俊(京都大学)
B2-2 命令拡張を考慮したプロセッサのRTL記述生成法
岡田 知博, 武井 勉, 伊藤 真紀子, 多田 敏彦, 村岡 道明 (STARC)
B2-3 システムレベル設計における同期動作の記述性評価
吉田 泰一, 渡邉 敬輔, 濱田 英幸, 村岡 道明(STARC)
B2-4 UMLを用いたシステムレベル設計手法の提案
朱 強, 桑村 慎哉, 松田 明男(富士通研究所), 庄司 稔, 長井 寛志(富士通), 中田 恒夫(富士通研究所)
●[16:40〜17:30]セッションA-3: 低消費電力
座長: 小野寺 秀俊(京都大学)
A3-1 メモリの低消費電力化を目的とした閾値電圧の静的スケジュー リング手法
石原 亨, 浅田 邦博(東京大学)
A3-2 省電力志向符号化アルゴリズムとその評価: アドレスバスと データバスを共有する場合
中西 恒夫, 福田 晃(九州大学)
●[17:30〜18:20]セッションA-4: 米国事情報告
座長: 安浦 寛人 (九州大学)
A4-1 Role of University, Government and Industry for EDA Technology Supply Chain in U.S.
井上 隆秀(UCB)
●[16:40〜18:20]セッションB-3: システム性能解析と設計事例
座長: 弘中 哲夫(広島市立大学)
B3-1 データ流量に着目したシステム性能解析手法の提案
上田 恭子, 吉川 恭平, 武内 良典, 今井 正治(大阪大学)
B3-2 大規模SOCアーキテクチャ性能評価手法
高橋 美和夏, 宮嶋 浩志(松下電器)
B3-3 唇の輪郭抽出と隠れマルコフモデルに基づく実時間リップリー ディングLSI
中村 一博, 村上 則明, 高木 一義, 高木 直史(名古屋大学)
B3-4 (講演取り下げ)
○[19:15〜 ]懇親会
7月23日(火)
*セッションA: 会場A,セッションB: 会場E●[9:00〜10:40]セッションA-5: レイアウト一般(1)
座長: 藤吉 邦洋(東京農工大学)
A5-1 配線混雑・消費電力の分散化を考慮したVLSIセル配置手法
吉川 雅弥, 河村 渡, 寺井 秀一(立命館大学)
A5-2 スター型形状を用いた大規模回路向けクロックレイアウト手法
石岡 尚, 南 文裕(東芝)
A5-3 スタンダードセルレイアウト設計に対する新しいクラスタ配 置モデルに基づく階層配置手法
岩内 宣之, 窪田 創, 若林 真一(広島大学)
A5-4 セルベース設計環境を用いた高性能データパス設計法の検討
林 宙輝, 橋本 昌宜, 小野寺 秀俊(京都大学)
●[9:00〜10:40]セッションB-5: 高位合成と検証
座長: 浜口 清治(大阪大学)
B5-1 浮動小数点を含むCプログラムからのハードウェア生成にお けるビット長最適化
土井 伸洋, 堀山 貴史, 中西 正樹, 木村 晋二, 渡邉 勝正(奈 良先端大学)
B5-2 データストリーム系アプリケーションの高位合成に関する考察
富田 憲範, 樋口 博之, 田宮 豊(富士通研究所)
B5-3 C言語によるハードウェア記述に対する等価性検証手法
小川 貴也, 斎藤 寛, 藤田 昌宏(東京大学)
B5-4 Verification of Synchronization in SpecC Descriptions Using Difference Decision Diagram
Thanyapat Sakunkonchak, 藤田 昌宏(東京大学)
●[11:10〜12:15]セッションA-6: レイアウト一般(2)
座長: 山田 正昭(東芝)
A6-1 大域的および局所的遅延変動を考慮したクロックスケジュー ル手法
松村 秀敏, 高橋 篤司(東京工業大学)
A6-2 0.1μm級LSIの遅延計算における寄生インダクタンスを考慮 すべき配線の統計的選別手法
金本 俊幾(三菱電機), 佐藤 高史(日立製作所), 黒川 敦(三洋 電機), 川上 善之(松下電器), 岡 宏規(NTTアドバンステクノ ロジー), 北浦 智靖(富士通研究所), 池内 敦彦(東芝), 小林 宏行(日本シノプシス), 橋本 昌宜(京都大学)
A6-3 長距離高速信号伝送を可能にするVLSI配線構造の検討
平松 大輔, 土谷 亮, 橋本 昌宜, 小野寺 秀俊(京都大学)
●[11:10〜12:15]セッションB-6: HW/SW協調設計
座長: 冨山 宏之(ISIT)
B6-1 構成可変なVLIWプロセッサのアーキテクチャモデルとそのシ ミュレータ・ジェネレータの提案
奥田 晃司, 小林 真輔, 武内 良典, 今井 正治(大阪大学)
B6-2 低消費電力のための非冗長アドレスバス符号化手法の提案・ 評価
小松 聡, 藤田 昌宏(東京大学)
B6-3 仮想IP類推機構を有する動画像処理向けシステムVLSIのため のハードウェア/ソフトウェア分割システム
小田 雄一, 磯田 新平(早稲田大学), 戸川 望(北九州大学), 橘 昌良(高知工科大学), 柳澤 政生, 大附 辰夫(早稲田大学)
●[13:15〜14:35]セッションA-7: DAS/SWEST共同招待講演
座長: 寺井 秀一(立命館大)
A7-1 移動体電話の開発
菰田 元喜(NECネットワークス)
●[14:50〜16:10]セッションA-8: DAS/SWEST共同招待講演
座長: 高原 厚(NTT)
A8-1 UMLを用いたシステムのモデリング手法
浅利 康二(CATS社)
●[16:30〜18:00]セッションA-9: ポスターセッション
A9-1 アプリケーション指向ギガビットクラスネットワーク装置の 設計
室岡 孝宏, 橋本 仁, 宮崎 敏明(NTT未来ねっと研究所)
A9-2 FPGA/DSP混載システムを用いたハードウェア・ソフトウェア 設計教育
田中 康一郎, 林 悠平, 岩谷 祐一, 佐藤 寿倫, 有田 五次郎 (九州工業大学)
○[18:30〜]DAS/SWEST合同懇親会
○[20:30〜]イブニング談話会
7月24日(水)
*セッションA: 会場B,セッションB: 会場C●[9:00〜10:40]セッションA-10: ディープサブミクロン関連技 術
座長: 橋本 昌宜(京都大学)
A10-1 動的電源ノイズ解析のための電源グリッドモデル抽出
蜂屋 孝太郎(日本電気), 黒川 敦(三洋電機), 佐藤 高史(日立製作所), 南 文裕(東芝), 増田 弘生(STARC)
A10-2 HiSIMトランジスタモデルのパラメータ抽出
徳升 一也, 伊藤 聡, 増田 弘生(STARC), 上野 弘明, 三浦 道子 (広島大学)
A10-3 インダクタンス逆行列を用いた線形回路シミュレータ -大規 模電源配線のノイズ解析への適用-
水田 千益, 岩井 二郎, 町田 顕(数理システム), 増田 弘生 (STARC)
A10-4 配線構造パラメータ抽出シミュレーション技術の開発
阿久津 滋聖(STARC), 橋本 明彦(富士総合研究所), 増田 弘生 (STARC)
●[9:00〜10:40]セッションB-10: 回路合成
座長: 松永 裕介(九州大学)
B10-1 Integration of logic optimization and layout processes by using rewriting method
劉 宇, 世羅 元啓, 小松 聡, 藤田 昌宏(東京大学)
B10-2 論理関数の畳み込みを考慮したLook Up Tableの設計と実現
梶原 裕嗣, 堀山 貴史, 中西 正樹, 木村 晋二, 渡邉 勝正 (奈良先端大学)
B10-3 論理診断に基づく論理再合成手法
井上 宏, 岩崎 隆広, 沼 昌宏, 山本 啓輔(神戸大学)
B10-4 BDD形状を考慮したパス・トランジスタ論理セルによる低消 費電力回路レイアウト方式
福岡 一樹, 沼 昌宏, 山本 啓輔(神戸大学), 金銅 恒(川崎マイクロエレ クトロニクス)
●[10:50〜12:05]セッションA-11: シグナルインテグリティ
座長: 増田 弘生(STARC)
A11-1 電源ノイズ評価TEGの実測値に基づくシミュレーション検証
小林 昭良(STARC), 土屋 忠良(東芝)
A11-2 スパイラルインダクタの最適設計手法
井口 誠, 星野 洋昭, 岡田 健一(京都大学), 藤田 智弘 (立命館大学), 小野寺 秀俊(京都大学)
A11-3 IRドロップを考慮した電源線構造の最適化手法
山口 隼司, 橋本 昌宜, 小野寺 秀俊(京都大学)
●[10:50〜12:05]セッションB-11: タイミング解析とテスト
座長: 木村 晋二(早稲田大学)
B11-1 クロックタイミング余裕度を考慮した遅延修正による回路最 適化手法
安井 卓也, 黒川 圭一, 豊永 昌彦(松下電器), 高橋 篤司 (東京工業大学)
B11-2 統計的最長路問題を応用した論理回路の遅延解析手法
安藤 映, 山下 雅史(九州大学), 中田 寿夫(福岡教育大学), 松永 裕介(九州大学)
B11-3 動作記述における演算情報を利用した非スキャンテスト容易 化設計手法
伊達 博, 細川 利典, 村岡 道明(STARC)
○[12:05〜12:15]閉会の挨拶
以上